待機児童の解消問題が社会的に大きな課題となる中、保育園の各種騒音に関するご相談を受ける機会が多くなってきました。働き方改革で女性の社会参画が求められている中、保育園に期待されている保育時間も早朝から遅い夜間にまで広がっていることも、積極的な騒音対策が必要となっている背景なのかもしれません。
対応内容は、使用されている給湯器に、周辺の環境基準が求めるレベルまで稼働音が減衰する消音器を作成し、取り付けたものですが、今回の消音器にはサンオーならではの工夫がなされています。施工後画像を見るとお分かりかと思いますが、中央部に「仕切り」を設置しました。給湯器に必要な吸排気は、下部からの吸気・上部からの排気となりますが、この二つがミックスされてしまうと給湯器の機能に障害を起こす可能性があります。それを避けるために設けた消音機能付きの「仕切り」です。
2017/9月 | |
給湯器の消音 | |
サイレンサーを設置 | |
70db→50db | |
80万円 | |
東京都 |